新テニスの王子様   用語集

 

 

 

芸術(アート)テニス #244〜

 エドガーが得意とする、打球を思い描いた絵画に見立てる変幻自在のショット。打球に投影された様々なイメージ(ジャンルは無限らしい)は、そのまま打球の軌道やプレイに反映される。

鉄の処女(アイアンメイデン) #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ十一。詳細不明。元ネタは同名の処刑装置。

葵吹雪 #142〜

 風の攻撃技の一つ。放たれたスマッシュをさらにスマッシュで打ち返すという、不二でなければ到底成し得ない難度を誇る。

芥川クリーニング #Jitaku5〜

 ジローの実家が営んでいるクリーニング店。

あくと飯 #136〜

 三津谷特製のカラフルおにぎり。詳細は不明だが、食った者は例外なくぶっ倒れる(リアクションの激しさには個人差アリ)。

阿修羅の神道 #118〜

 瞑想の果てに精神世界の洞窟を進むと辿り着ける、強い精神と弱い精神の均衡が取れ凪いだ状態。この状態になると自身の精神レベルを自在に操れるようになり、肉体も最大のパフォーマンスを得られる。なお洞窟の先には神道へと至る門があり、それを開くと同時に無没識の終着地点・阿羅耶識へ至る横道が出現する。阿羅耶識の場合は精神崩壊の危険を伴うものの、蘇りに成功すると無意識下の潜在意識で様々な無限の攻撃パターンを導き、最終的に絶対攻略へと結びつけられるようになる。しかし肉体への負担は尋常な物ではなく、文字通り命を懸ける必要がある。

跡部王国 #43〜

 跡部が入江との試合で、眼力(インサイト)を極めた事で会得した極技。相手の骨格や関節の動きまでを完全に見極め、対応不可能な絶対死角を見出す。そこへ打球が飛んでくるため、相手は打球を返すどころか反応すらできない。

あばれ球 #15〜

 橘が獅子楽中時代に編み出した、究極の必殺ショット。強引な縦運動からラケットの根本部分で打つ事により、打球の軌道が不規則に変化して広範囲に分身しているように見える。いわばブレ球の強化版で、この中からボールの本体を見つけ出すのはほぼ不可能。

絶対零度の世界(アブソリュートゼロ) #404〜

 跡部が将来的に会得するとされる、氷の世界の進化形。詳細は不明だが、周囲が降雪を幻視するほどの影響力を持つ。

無邪気なしっぽ(アペレース・ケルコス) #180〜

 タラッタが得意とする、1バウンド後に不規則に曲がるスライスサーブ。

荒仕虎 #369〜

 大曲が得意としている、二刀流によるショット。詳細不明。

アラメノマ #173〜

 詳細不明の新興宗教国家。代表チームの全員が能面のような仮面とローブに身を包んでおり、国名を繰り返す不気味な歌で意識を同調させ精神攻撃を仕掛ける。

至高の(アルティメット)ゾーン #306〜

 手塚が対幸村戦で編み出した、手塚ゾーンと手塚ファントムを一つにする神技。普通に返ってきた打球は手塚ファントムでコート外へ弾き出し、相手がそれを防ごうとすれば手塚ゾーンで打球を引き寄せる。右足を軸にその場から一歩も動かないのは変わらないまま、どちらにも対応できる表裏一体の複合回転を作り出している。

高校(U−17)アメリカ代表選抜アカデミー #132〜

 アメリカ各州の大会で優勝もしくは準優勝した者のみを集め、世界最高のスポーツ科学で己を高め合っている養成機関。人種も人材も星の数ほどおり、代表に選ばれるには相当に抜きんでた実力を必要とする。

高校(U−17)代表W杯 #130〜

 メルボルンにて国際テニス協会主催で開催される、若手育成を目的とした17歳以下のテニス世界大会。近年はドイツが9連覇を継続中であるほか、ビッグ4が敢然と君臨している。現在参加国は全部で32あり、ランキングにおいて日本は23位(5位アメリカ、6位アルゼンチン、7位イングランド、8位ベルギー、9位チェコ、10位ギリシャ、11位ロシア、12位セルビア、13位カナダ、14位イタリア、15位南アフリカ、16位デンマーク、17位ポルトガル、18位オーストラリア、19位ブラジル、20位オランダ、21位中国、22位スウェーデン、24位メキシコ、25位トルコ、26位クロアチア、27位インド、28位アラメノマ、29位韓国、30位タイ、31位台湾、32位ツベ)。開始前には参加国のお披露目として、国ごとに3チームずつ出して展覧試合(プレW杯)が行われる。試合形式はダブルスに限られるが、今回は特例として中学生の参加も認められているため高校生と中学生の混合ダブルスとなる。なおプレW杯に出なかった場合、そのチームは問答無用で失格となり本戦出場はできない。そして本戦第1戦はグループリーグと言われ、32ヶ国をランキングに基づいて8ブロックに分け、各4チームでの総当たり戦となる(直前での選手入れ替えは可能)。各試合につきシングルス3つダブルス2つの計7人で臨む事、7人の中に中学生を3名入れる事、1人につき1戦しか出られない事、というルールに則って行われる。第2戦以降は残った16ヶ国によるトーナメント形式となり、負傷した選手などは追加招集した選手との交代が許されている。

高校(U−17)日本代表選抜候補合宿 #1〜

 17歳以下の高校生を対象に、日本テニス界のトップ人材を育成する目的で行われる合宿。既成概念や先入観を排除し、世界の頂点のみを狙う真の戦闘集団を結成する事を目的とする。駅からは徒歩で40分ほどもかかる山奥にあり、強固な正面門や監視カメラが備わっているほか警備目的で猛獣も放されている。テニスコート数は国内でも有数の規模で、トレーニング用の施設・選手用の寮・モニタールーム・保健室・レストラン棟・図書館・視聴覚室・教室・職員室・休憩ルーム・コインランドリー・大浴場と豪華な設備が充実している。本来であれば中学生が入る余地は無いが、監督である三船の決断により全国及び各地方大会で確かな実績を上げた中学生50名が招集され、2軍246名に加えられる運びとなった。ただ296名は多過ぎるという事で、中学生の到着早々に2軍全員も含めての振り落としが行われる(本船出場枠は28名)。選手たちにはそれぞれ実力順に番号のついたコートが与えられており、実力が上の者ほど若い番号のコートとなる。コーチによって毎日入れ替え戦が行われ、その勝敗によりコート番号が上下する事になっている。ちなみに振り落とされた者には希望次第で復帰のチャンスが与えられるが、それは切り立った崖の上のコートで三船に扱かれるという過酷なもの。本来は山の主である熊の縄張りらしいが、毎年合宿が始まる前に三船が戦って勝ち取っているとのこと。なお試合中の加勢など規定違反を犯した者は、理由の如何を問わず強制退去となる。

U−17W杯決勝メンバー決定戦 #356〜

 高校(U−17)代表W杯において、決勝戦である対スペイン戦に向けて日本代表選手の出場メンバーを決める試合。シングルス3枠とダブルス2枠の内、自分が出たいブロックにエントリーしてもらい各ブロックでトーナメントを実施、優勝者がそのブロックに出場する事となる。

蜃気楼は語る(アンディカトプリズモス・ディエルケスタイ) #182〜

 タラッタが得意とする、太陽を背に跳躍しパートナーの動きを隠す技。

生き埋め #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ三で、上方から相手の脳天を狙い打ちコートに沈めるスマッシュ。その後ジワジワと動けなくなった相手を甚振るので、下手をすれば脳震盪や可逆性の意識消失・記憶喪失を引き起こす。元ネタは一部のイスラム教国で行われている石打ち。

石打ち #190〜

 ステファノプロス兄弟が得意とする、究極の処刑法。モーゼの律法に見られる刑を基にしており、気を失わない程度の力のショットでいつまでも甚振り続ける。

韋駄天隙間風 #〜

 

已滅無 #108〜

 種ヶ島が得意としている、いかなる必殺ショットの特性をも無にしてしまう技。視覚から伝達された打球の回転情報を瞬時に手首へ伝え、どんな打球でも捉えてその回転を殺し無に帰する。その様は相手からすれば、打球が消えたように錯覚してしまう。

イリュージョン #53〜

 仁王が得意とする、詐欺師としての究極の形。どんな人間にでもなりきってプレイする事ができ、その人物の技まで全く同じ様に使える。また、これを使用している時の仁王の姿は、対戦者の目には正にその人物そのものに映る。しかし、あくまでも模倣なので完璧ではない。

眼力(インサイト) #40〜

 相手の弱点を的確に見抜く、跡部特有の能力。手塚との試合の最中に、手塚が過去に痛めた肘を無意識に庇い、その影響で肩に負担がかかっている事を簡単に見抜いたほどである。

ウィッカーマン #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ八で、相手の心臓を狙い打ち一瞬だけ心臓発作を起こさせるショット。それにより血流速度が上がって体温が上昇し、呼吸も激しくなって体力が急激に失われる。元ネタはドルイド教で行われていた、巨大な人型の檻に生贄を閉じ込め焼き殺す祭儀。

渦巻きの洗礼(ヴィルベル・タオフェ) #166〜

 ボールに渦の如き強烈な回転を加え、受けた相手のラケットをも回転に巻き込んで手から弾く強烈なショット。手首は構造上縦回転の動きに弱いため、物理的にラケットを支えられなくなるのである。例えボールが来る場所が分かっていても、返球できる確率は3%未満。

ウォーターフォール #1〜

 乾が得意とする超高速サーブで、瞬発力の爆発と内転運動の高速化を同時実現したもの。時速212kmという驚異的な速度、そしてビッグバン並みのパワーを誇る。ただしもしも返されてしまった場合、そのスピードゆえに構え直すのに間に合わないという弱点がある。

Wallaces Giant Bee #289〜

 平等院が得意としているショット。詳細不明。

空蝉 #244〜

 柳が得意とする、弾まずに地を這うドロップショット。ボールの勢いを殺し、弾まないように回転を与えてコートに落とす。状況を見極めて的確なタイミングで放つ事で、相手の動揺をも誘う事ができる。名前の由来は、勢いを失った抜け殻のような打球だから。

裏波動球 #215〜

 石田銀が考案した、表の押す波動球と対を成す引く波動球。こちらも佰八式まであるようだが、詳細は不明。

無限の竜巻(ウンエントリヒヴィントホーゼ) #351〜

 渦巻の洗礼と至高のゾーンを、能力共鳴させる事で同時発動させる技。

エキゾチック オブ JAPAN #340〜

 相手にボールが巨大化したかのように錯覚させるショット。

エクスタ茶 #137〜

 製作者不明のスペシャルドリンク。詳細は不明。

Eltoreo de español #123〜

 平等院が得意としている渾身のサーブ。その剛球は世界レベルでも遜色のない威力を持つ。

円卓ショット #34〜

 白石が得意とする、定点回転を続けるスピンショット。ストローク時に猛烈な横回転を与える事で、円運動を行う。その様は、まるでボールが12個に分裂して円を描くよう。

大石の領域 #61〜

 竜崎が考案した、黄金コンビにのみ可能な超攻撃型陣形。守りのエキスパートである大石を軸に、あえて菊丸を分身させ後ろに据える。そして相手に一番近い場所から状況を判断し、サインを瞬時に送って大石がゲームメイクを行う。

オーストラリアンフォーメーション #199〜

 ダブルスで用いられる、難度の高い変形フォーメーション。前衛がセンターラインを跨いで屈む事でレシーバーの虚をつき、サーブと同時に前後衛が左右どちらかに動いて相手にプレッシャーをかける。プレイヤーがお互いの動きを読んで息を合わせれば、相手の混乱を誘い翻弄する事が出来るのである。

大飯匙倩(ハブ) #89〜

 平古場が得意とする究極奥義。飯匙倩(ハブ)以上の複雑な回転を与えて放たれた打球は、打たれた直後から予測不可能な動きをするため、その軌道を捕らえる事は至難。

岡山奥高等学校 #94〜

 鬼が通っている高校。詳細不明。

落とし焼肉 #355〜

 YAKINIKU WORLD CUPの最終ラウンド。ヘリから投下される肉をひたすら食べるようだが、詳細は不明。

オリンポス虹色の光(イーリスポース) #411〜

 ゼウスが本気になった際に見せる、全身の虹色発光の通称。ギリシャJr.強化合宿でゼウスを見ていたため、セダもこれを会得している。

オリンポス琥珀の光 #〜

 

オリンポス白銀の光(レウコンアルギュロスポース) #184〜

 タラッタが本気になった際に見せる、全身の白銀発光の通称。

介錯 #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ零で、全ての処刑法を叩き込んだ後に行う首への止めの一撃。これを加えることで処刑は完了し、相手は全く身動きが取れなくなる。

かえで #

 鬼が飼っているハムスター。鷲に連れ去られたこともあるとか。

蜉蝣包み #378〜

 全国大会前に不二が編み出した、第4の返し球(フォースカウンター)。いかなる回転のかかったボールでも、全てを包み込む形で捕らえる事で、回転を一切無くし無効化してしまう。

鰹汁 #次期部長番外編〜

 カツオが調理した、出汁が効いていて美味しい澄まし汁。

カブリエル #Jitaku3〜

 四天宝寺中テニス部室に迷い込んだカブトムシ。発見した白石が外に放そうとしたが懐かれた(?)ため、自宅に持ち帰って飼っている。

金井総合病院 #243〜

 幸村が長期入院していた病院。屋上にはベンチや観葉植物が設置され、患者や見舞い客の憩いの場となっている。幸村は退院後も定期健診を受けているらしい。

かまいた血 #137〜

 柳特製のスペシャルドリンク。詳細は不明。

神隠し #3〜

 千歳が得意としている技。地面に垂直の縦回転を強烈に与える事で、打球が急激に上昇し一瞬視界から消えたように見える。

Gargantua hail in Libya #347〜

 リビアに降るガルガンチュアの雹を意味する、ボールをネットに当てて無数に分身したかのように見せるショット。

狐火球 #379〜

 風の攻撃技の一つ。ボールを微かな風圧にも影響されるほど脆弱な状態にする事で、ラケットが起こす風にも押されてしまい相手は打つ事ができなくなる。

希望の輪っか #329〜

 聖シュバイツァー寺院の敷地内にある岩場。輪に蹄鉄を1日1回投げて100回連続で通せたら、どんな願いでも叶うといわれている。

君島抒情詩(リリック) #365〜

 全部で13種存在するという、君島の持つ得意技の総称。水面のように、蜘蛛の巣のように、城壁のように、湖面を飛び立つ白鳥のように、などがある。

ギロチン #84〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ十三で、相手の顔面を狙う高速サーブ。元ネタは同名の処刑装置。

キングスプライマリースクール #43〜

 跡部が幼少時に通っていた、イギリスにある学校。彼はここで相手の弱点を突く戦い方を会得し、強くなっていった。

COOLドライブ #14〜

 リョーマがラケットを幾つも犠牲にして編み出した、非常に難度の高い技。厚めにグリップを握り物凄いドライブ回転を与える事で、ボールを変形させイレギュラーバウンドを引き起こす。打球は地面に着いても全く弾まず、そのまま燕返しのように駆け抜けていく。

苦痛の梨 #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ四で、相手の口の中を狙い打つショット。元ネタは中世ヨーロッパで使われたとされる、人の体内に差し込んで中から破壊する苦悩の梨。

クラゲ風呂 #137〜

 高校日本代表海外合宿中のナンパ合戦で行われた、謎の罰ゲーム。

クリスムージー #〜

 クリスが作ったと思われる、ベジマイト臭がする謎のドリンク。

風の攻撃技(クリティカルウィンド) #142〜

 不二が守りを優先するスタイルから脱するために、新たに生み出した多彩な攻撃技。判明しているのは、葵吹雪・光風、狐火球の3つ。

心の瞳(クローズドアイ) #377〜

 不二が赤也との試合で会得した、目を閉じたままでテニスをするという神技。敢えて目を閉じる事で全神経を研ぎ澄まし、ただ来た打球をひたすら返す事に集中する。故に相手に次の動きを悟らせる事なく、思い通りのプレイをする事が可能となる。

月曜日の凧揚げ #190〜

 ステファノプロス兄弟が得意とするギリシャ式処刑法CD]]Z(427)。詳細不明。

幻有夢現 #35〜

 相手が自分の打つコースを予測して動くのを逆手にとり、ボールを打つ瞬間にコースを変え相手を幻惑する手法。

コアラ #172〜

 ドルギアス兄弟に飼われている犬。名付けたのはJ・Jで、不器用ながらも祖国愛に溢れている。

光雲無碍如虚空 #395〜

 詳細不明。真田を具現化したロミオが使用したが、真田本人は未修得(将来的に会得する可能性有り)。

更互無 #338〜

 不会無の特性を、一時的に相棒に付与する技。

氷の皇帝 #207〜

 球を打つと同時に照明装置が破砕するほどの超音波を発生させ、相手が反応できなくしてしまうサーブ。

氷の世界 #40〜

 跡部が長きに亘るトレーニングと、真田との試合で完成させた極技。眼力(インサイト)を極限まで研ぎ澄まし、相手の死角全てを氷柱に見立てて視覚化する。死角に向かって打球が飛んでくるため、相手は打球を返すどころか反応すらできない。

ゴールデンジャックナイフ #280〜

 天衣無縫の極みを発動した状態で放つ、黄金に輝くジャックナイフ。その威力はブラックジャックナイフを上回る。

コカ・コアラ #〜

 乾特製のスペシャルドリンク。詳細は不明。グラスにコアラの飾りが付いている。

5球打ち #91〜

 あまりの高速動作により、まるで5つもの球を打っているかに見えるショット。なお、一度に見える球数は10まで増やす事が出来る。

黒色のオーラ #9〜

 詳細不明。一度打った打球をこれで包み放つことで、打球の軌道を操作し捻じ曲げる事が出来る。熟練すれば2度以上曲げることも可能。

黒龍一重の斬 #10〜

 一度打った打球を黒色のオーラで包んで放ち、その軌道を操作して捻じ曲げる技。

黒龍二重の斬 #198〜

 一度打った打球を黒色のオーラで包んで放ち、その軌道を操作して二度捻じ曲げる技。

黒龍三重の斬 #357〜

 一度打った打球を黒色のオーラで包んで放ち、その軌道を操作して三度捻じ曲げる技。トリプルクラッチとも。難度の高い技ではあったが、風林火陰山雷の『風』を取り入れる事で会得した。

黒龍七重の斬 #392〜

 一度打った打球を黒色のオーラで包んで放ち、その軌道を操作して七度捻じ曲げる技。セブンクラッチとも。ロミオの具現化で現れた真田が使ったが、本物の真田はまだ使えないと思われる。

コラビタ #

 天然コラーゲンとビタミンCが配合された、君島がCMで宣伝している清涼飲料水。サワヤカシトラス青春の輝き味。

コロンビア・ネクタイ #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ五で、相手の喉元を狙い打つショット。まともに食らえば呼吸困難に陥る。元ネタは実際にコロンビアで行われていたという、人の喉を切り裂いて舌を引っ張り出す処刑法。

存在境界(ザイングレンツェ) #336〜

 エルマーとミハエルの能力共鳴及び同調の同時発動で生まれた、相手側に疑似気配を感知させる現象。相手側が動く前に自分たちが先に陣形を変えることで、相手側は相棒の動きを読み違えて錯覚を起こし、互いの位置を的確に把握できなくなる。これにより相手側のペアは分断され、各々が一人でダブルスを行う羽目に陥ってしまう。

Southern Cross #30〜

 蔵兎座が得意とする、打球が十字架上に分裂したかのように見えるフラットショット。人間を吹き飛ばすほどの威力を持つ。

ザ・スネーク・チャーマー・オブ・インディア #94〜

 平等院が得意としている、蛇のごとく緩急を付けた動きでいかなる打球にも対応できるショット。

衛星視点(サテリートゥパスペクティーヴ) #294〜

 ダンクマールの能力・巨像とベルティの能力・AIが、能力共鳴を起こす事で発生する現象。これにより、二人とも死角を含むコート内の全てを感知・共有できる。

ザ・フェニックス・オブ・エジプト #123〜

 平等院が得意としている、上空へ打ち上げた球が標的目掛けて急降下する軌道を取る変則的なショット。

サンシャイン・ダイヤモンド #221〜

 シヤボンガが得意としている、何でも砕くという触れ込みの身体狙いのフラットショット。

三寸鬼瓦 #381〜

 大曲が得意としている、已滅無対策として編み出した技。二刀流のラケットを地面に叩き付けて空気の振動を起こし、消えたように見える打球の位置を炙り出す。

ジークムント製薬 #135〜

 ジークムント・プープケが会長を務める、ドイツの製薬会社。

獅威左亜(シーサー) #363〜

 木手が縮地法を使ってパートナーの影となり、沖縄流二刀流を実現させる妙技。

Genius10 #67〜

 高校日本代表(U−17)のトップ10、つまりは1軍の上位10名を指す通称。

創造(シェプフング) #294〜

 デュークの能力・破壊とカミュの能力・愛が、能力共鳴を起こす事で発生する現象。破壊され無に還ってから再び芽生えるかのように、相手の視界からボールが一度消えて気付くと相手の死角に出現する。

失意への遁走曲 #39〜

 破滅への輪舞曲(ロンド)の発展型。一打目を相手のグリップに当ててラケットを弾き、帰ってきた打球をタンホイザーサーブで確実に決める。

四天宝寺中学校テニス部 #1〜

 渡邊オサムが顧問を務める、大阪府の全国大会出場校。部長は白石蔵ノ介、副部長は小石川健二郎、会計は金色小春、会計補佐は一氏ユウジがそれぞれ務めており、総部員数48名。全国大会では初戦で不動峰を破るものの、2戦目で青学に敗れた。「西の雄」とも呼ばれる彼らのスローガンは、「勝ったモン勝ち」らしい。白石の引退後は、財前が部長を引き継ぐことになる。

ジャックナイフ #4〜

 クレーコート育ちのトッププロなどがよく使う、バックハンドストロークの高等技術。身体の中心を軸に振り子の原理を使い、前足に体重を乗せジャンプしながら打つパワフルショット。要は重心をかけた前足一本で跳び、ボールを鋭く打ち放つのである。プロの中では、マラット・サフィン(ロシア)などが好んで使用しているという。

シャトーブリアン対決 #354〜

 YAKINIKU WORLD CUPの第6ラウンド。シャトーブリアンを食べるという事以外、詳細は不明。

銃殺 #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ二で、反応すらできない銃弾の如き高速ショット。

十字焼肉 #354〜

 YAKINIKU WORLD CUPの第5ラウンド。文字通り十字の網(縦横1本ずつしかない)で肉を焼いて食べなくてはならず、肉を落としたらその時点で失格。

ジンギスカン対決 #354〜

 YAKINIKU WORLD CUPの第3ラウンド。詳細は不明。

集中爆発(バースト) #320〜

 息を止め無酸素状態で動く事で集中力を極限まで高め、天衣無縫をも相手にできる程のポテンシャルを得た状態。いわば爆発的パワーで鬩ぎ合う、天使化と悪魔化の具現化とも言える。ただしその負荷は甚大なモノであり、1ラリーにつき10秒が限界。

矜持の光(シュトルツシトラール) #279〜

 ドイツにおいて、天衣無縫の極みを指す呼称。古代の文献には「己の限界を打ち破り、自らの強さと弱さを誇れるようになりし刻、矜持を有し光全身を包み込む」と記されているらしい。テニスを心から楽しみ快楽を知りし者の「愛しさの輝き」、強さの原点を極め儚さを知りし者の「切なさの輝き」、誰が為に強くなりし者の「心強さの輝き」の、3つの精神派生が存在するという。

螺旋の洗礼(シュピラーレタオフェ) #341〜

 対戦者がボルクのあまりの強さに記憶障害を起こし、敗色を受け入れられずタイムループに陥る現象。これに嵌った者は実力の一端しか出せず、自分のテニスを疑い失って精神力も尽き果てる。

同調(シンクロ) #38〜

 ダブルスにおいて、絶体絶命の時にのみ希に起こる奇跡。それはほとんどが無意識下で起きるものであり、普通はやろうと思っても到底出来るものではない。お互いの動き・思考・息遣い全てが一体となり、次にどう動くべきかが手に取る様に分かるようになる。ダブルスの世界のトッププロに、これなしでは世界は獲れないとまで言わしめるほど。ちなみに発生時には、体から無我の境地と同様のオーラが迸る。

シンジャエール #137〜

 製作者不明のスペシャルドリンク。詳細は不明。

睡眠テニス #367〜

 試合中に寝る事でゾーンに入るのと似た状態になり、自然体で極限の集中力を発揮できるようになる状態。レムとも呼称されるこの特技は平等院にも高く評価されており、次代の日本代表を背負う逸材とまで言わせるほど。

超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐 #14〜

 石田銀の百八式波動球より強力という、金太郎の必殺技。竜巻のごとく高速回転しながら、コート全体をジグザグに巡って放たれる超剛球である。遠心力に野生のパワーが合わさって、恐るべき破壊力を持つ。

スーパースイートスポット #100〜

 ラケットでボールをとらえる際、最速・最高威力・最小の衝撃で球を打つことのできる点。一般的なスイートスポットは点ではなく場所に過ぎず、難易度は比べ物にならない。これの会得には十字に一本ずつしかガットの張られていない、常識外れのラケットで修練するのが一番の早道。

超ドライブB #372〜

 通常のドライブBに2乗の超回転を掛け、不二の百腕巨人の門番を破った必殺ショット。

超メガトンワンダーデラックス山噴火サーブ #55〜

 金太郎の必殺パワーサーブ。

スカッドサーブ #9〜

 「一・球・入・魂」の掛け声で繰り出される、鳳の長身を活かした必殺サーブ。時速200kmに近い速度があるため、打つどころか肉眼で捕らえるのすら至難である。ただ、そのスピードゆえにコントロールが効かないという欠点もある。また右サイドを狙おうと意識すると、打つ瞬間に右手首をコネる癖があるためほぼ100%アウトになってしまう。

星の聖書(スターバイブル) #237〜

 白石が閃きテニスから着想を得た、一球ごとに自分のエレメント(速さ・攻撃力・持久力・精神力・技術力)全てを一つにのみ特化させるプレイスタイル。各プレイスタイルは四天宝寺中テニス部員の能力を参考にしており、彼らを知る者が見れば一時的にその人物が乗り移ったかのように錯覚するほど。

ストイック派閥 #次期部長番外編〜

 青学テニス部で海堂が立ち上げた、全国No.1の座を厳格に守り通そうとする派閥。桃城曰く、海堂のやり方では皆がテニスを嫌いになってしまうという。

スネイク #10〜

 リーチの長い海堂が得意とする、超角度ショット。右足から左足へ体重が移動する瞬間、ラケットを大きく振り抜き異常なスピンをかけるショットで、バギーホイップ・ショットを元に応用したもの。ただし追いつかれて完璧に返された場合、逆にそれ以上の角度を狙われてしまうという欠点がある。

スポーツマン狩り #22〜

 合宿参加者の腰に鷲が好む臭いを付けた風船を括り、風船を割られないよう迫り来る鷲から逃げ切るという特殊訓練。ただし、鷲への迎撃は許されている模様。

スミレ号 #247〜

 三船監督が飼っている(?)黒馬。プランスと馬上テニスで勝負する事になったリョーマに、一時的に貸し与える。

聖アンデレの十字架 #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ十で、ピンポイントで相手の胸元を狙う高速ショット。元ネタは聖アンデレが処刑されたとされるX字の十字架。

聖イカロス中学校テニス部 #5〜

 マルコ・ティエポロが顧問を務める、山形県代表の全国大会初出場校。部長はリチャード・坂田、副部長は宗方啓祐、会計は泉克彦、総務は田辺さとしがそれぞれ務めており、総部員数30名。全国大会では初戦で山吹中に敗れた。部の歴史は新しいが、組織化された選手育成で急成長し、新興勢力として台頭してきている。

聖シュバイツァー寺院 #329〜

 ドイツにあると思われる寺院。敷地内に希望の輪っかという岩場がある。

青春学園中等部男子テニス部 #1〜

 竜崎スミレが顧問を務める、名門として有名なテニス部。部長は手塚国光、副部長は大石秀一郎、会計は西秀人、備品管理は桑原直哉がそれぞれ務めており、総部員数33名。全国大会で優勝を果たした強豪校。手塚たちの引退後は、海堂が部長を、桃城が副部長をそれぞれ引き継ぐことになる。

聖ルドルフ学院中学校テニス部 #2〜

 観月が顧問兼マネージャーをしている、急激に力を付けてきたテニス部。部長は赤澤吉朗、副部長は野村拓也、会計は木更津淳がそれぞれ務めており、総部員数20名。都大会で青学に敗れ、関東大会出場は果たせなかった。全国を目指すために集められた「補強組」の部員がほとんどであり、普通の部員である「はえぬき組」は数えるほどしかいない。「補強組」が部活に出るのは週2回のみで、後はスクールに通っているという。

世界ホットドッグ早食い選手権U−17 #354〜

 17歳以下の高校生を対象に行われたと思われる、世界規模でホットドッグの早食いを競ったであろう大会。高校アメリカ代表候補のマックスウェル、トールマン、リデルの3人は、この選手権における優勝経験を持つ。

切腹 #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ一で、相手のラケットのトップを狙い打ちグリップエンドを腹に突き込ませるパワーショット。

セメント靴 #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ六で、相手の足首を狙い打つショット。元ネタはアメリカのマフィアが開発したという、人の足をコンクリートとセメントで固めて海に投げ入れる処刑法。

零感のテニス #301〜

 幸村が天衣無縫の極み対策に編み出した、自分自身の五感を放棄して集中力を研ぎ澄ませる方法。これによってテニスに必要な感覚のみを極限まで高め、自陣に飛んでくる打球を返す事だけに集中すれば、天衣無縫の輝きに呑まれずに済む。

零式サーブ #72〜

 手塚が編み出した、全くバウンドしないサーブ。零式ドロップショットを元に考案したものと思われるが、腕にかかる負担も相当なものなので連続使用は禁物。

双竜掻き落とし #381〜

 大曲が得意としている、未生無対策として編み出したショット。滞空時間の長い未生無の打球を二刀流で捉え、強引に叩き落とす。

闇(ダークサイド) #219〜

 アマデウスが得意としているテニススタイル。相手の最大弱点を暴き、容赦なく無慈悲に攻める。

Wツイストスピン #9〜

 打球にツイストサーブと同じ効果を与えるツイストスピンショットを、両手持ちにして連射を可能にしたもの。これによって手首の負担が無くなり、技の危険性は消えた。

鷹仲中学 #176〜

 8ヶ月ほど前、四天宝寺中学に殴り込みをかけて来た不良たちの学校。全員が金太郎一人に叩きのめされた。

Tachyon #203〜

 ミルキーが得意とするビッグサーブ。後に動画を撮影して研究し、マックも打てるようになったという。

男児の春 #54〜

 伊達が得意とするパワーショットの一つ。

男児の夏 #58〜

 伊達が得意とするパワーショットの一つ。

タンホイザーサーブ #10〜

 跡部が独自の特訓で編み出した、COOLドライブと同じ効果を生むサーブ。厚めにグリップを握り物凄いドライブ回転を与える事で、ボールを変形させイレギュラーバウンドを引き起こす。打球は地面に着いても全く弾まず、そのまま燕返しのように駆け抜けていく。

チーム竹 #195〜

 U−17W杯グループリーグBブロック2回戦にて、対オーストラリア戦へ向けて選ばれた7人の総称。メンバーは、鬼・真田・幸村・遠山・仁王・不二・跡部。主将の鬼以外は全員中学生だが、その目的は鬼が最後に控える事で安心感を生み出し、若い選手の伸びやかなプレイを引き出すことにある。

チーム松 #179〜

 U−17W杯グループリーグBブロック1回戦にて、対ギリシャ戦へ向けて選ばれた7人の総称。メンバーは、種ヶ島・徳川・遠野・越知・白石・赤也・大石。あらゆる状況や対戦相手に対応できる、オールラウンダーで構成されたチーム。

チーム梅 #215〜

 U−17W杯グループリーグBブロック3回戦にて、対スイス戦へ向けて選ばれた7人の総称。メンバーは、平等院・デューク・大曲・入江・亜久津・石田・木手。個性豊かなチームであり、勝敗に拘らず自分のテニスに向き合ってほしいという三船監督の意向によるらしい。

中国火舞(チョンゴーホーニァアウー) #345〜

 ボールがまるで火の鳥のように相手に襲い掛かるショット。

中国紅(チョンゴーホーロンチャー) #340〜

 ボールがまるで火竜のように相手に襲い掛かるショット。

ツイストサーブ #9〜

 通常のスライスサーブとは逆の、右回転のサーブ。トップスピン気味に跳ね上がるため、ボールは相手の顔面目掛けて飛んでいく。ただし相手の利き腕と同じ腕で打たないと、立ち位置が違うために本来の効果が発揮されない。このサーブを攻略するには、スイングと同時に左足を後ろに蹴り出し、その足を右足の後方からステップイン、その後横向きの体勢を保ちバックのスライスで打ち返す、らしい。

綱渡り #3〜

 丸井が操る妙技の一つ。コードボールがそのままネットの上を転がり、相手から遠く離れた位置でぽとりと落ちる。

ツベ共和国 #153〜

 30年前に独立を果たしたという、テニスの強豪国として独立前から知られる常夏の島国。自国語の発音は、日本語の半濁音にかなり近い。

松の木折り(ディアスフォンドネーゼ) #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ九。詳細は不明。元ネタは古代ギリシャで行われていたという、撓めて固定した2本の木の間に罪人を逆さ吊りで縛り付け、木が元に戻ろうとする力で股を割く八つ裂き刑の一種。

狙い撃ち(ティロテーオ) #406〜

 マルスが得意としている、文字通り狙撃のように正確無比なショット。ラケット面にある「麻痺の瞬間(パラライズ・ニッチ)」と呼ばれる腕に負担が掛かる点をミクロン単位で狙い撃つ事で、打ち返した腕は5秒ほど痺れてラリーどころかラケットすら触れない状況に陥る。

データテニス #59〜

 あくとが考案し柳や乾に伝授されていった、独特のテニススタイル。試合データやプレイパターンに基づいて、相手との対戦を何度も繰り返し予想する。それによって相手の動きを予測して試合を行うため、詰め将棋のような穴の無いテニスとなる。

光る打球(デストラクション) #69〜

 平等院が得意としている、光るオーラのようなものを纏わせた剛球を打つショット。スーパースイートスポットを見極めない限り、発動は不可能。コンクリートにさえ大穴を穿つほどの威力で、まともに身体に喰らうと内臓に深刻なダメージを負う。ただし、その影響が出てくるのは数時間後。

Death Parade〜どちらかを選べ!!〜 #350〜

 許斐剛が作詞した楽曲。作曲はササキオサム。

手塚ゾーン #11〜

 南次郎や手塚、リョーマにのみ可能な、非常に難度の高い技。ボールの回転を自在に操り、相手に自分の望んだ場所へ打たせるのである。打つ側は右足を軸にその場から一歩も動かないばかりか、相手の打球は全て打ち手の方へ吸い寄せられていく。これを自在に行うにはかなりの経験が絶対条件であり、こればかりは無我の境地でもコピーできない。対抗するには常に読まれずに逆の回転を掛け続ける必要があり、その難度は非常に高い。ちなみに、南次郎やリョーマの場合は親父ゾーンというらしい(作者談)。

手塚ファントム #36〜

 手塚ゾーンとは逆向きに6割増の回転をかけ、相手の打球を自ら外へ反れアウトとなるようにする技。しかしこの回転をかけるにはかなりの無理が必要となり、腕にかかる負担は尋常なものではない。何度も打ち続ければテニス選手生命すらも危うくしてしまう、非常に危険な諸刃の剣である。

テトリス焼肉 #353〜

 YAKINIKU WORLD CUPの第1ラウンドで、得られた皿の枚数を競う勝負。ランダムに盛られた様々な形の肉を上から取り、網の下面から並べて横一列揃えば食べられて1皿となる。2列一気に揃えばボーナスで5皿、3列なら10皿、4列なら40皿追加となる。制限時間は15分。

デュークバスター #373〜

 デューク渡邊が得意としている、渾身の力を込めて打ち放つドロップショット。デュークバントと同じ体勢から繰り出されるため、見分けるのは難しい。

デュークバント #147〜

 デューク渡邊が得意としている、ごく普通のドロップショット。パワー一辺倒と思い込んだ相手に対し、強力な不意打ちとなる。

デュークホームラン #83〜

 デューク渡邊が得意としている、渾身の力を込めて打ち放つフラットショット。その威力は佰八式波動球をも上回る。

天衣無縫の極み #2〜

 無我の境地を極めた者が開く事の出来る、3つの扉の一つ。とはいえ他の2つとは次元が違う領域にあり、開かずの扉と呼ばれている。無我の力を体の内側に溜め込み、何らかの形で全く無駄なく必要な部分に放出、更に増幅して爆発させると思われるが、詳細は不明。何より重要なのはテニスを心から楽しむ事であり、その意味では誰しもが到達する可能性を持っている。しかし勝負に拘って初心を失えば失うほど、この領域へは到達できなくなっていくという。対抗するにはその輝きに呑み込まれない事が絶対条件であり、呑まれた時点で委縮してしまい自分本来のプレーすらできなくなってしまう。

電気椅子 #87〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ十二で、相手の鳩尾に打ち込むショット。横隔膜の動きが止まって激痛と呼吸困難に見舞われ、電気が走ったかのように体が麻痺する。元ネタは同名の処刑装置。

ドイツテニス協会 #135〜

 高校ドイツ代表選手にプロを起用している、ドイツのテニスを統括する組織。

慟哭への舞曲 #41〜

 失意への遁走曲の発展型。眼力(インサイト)と全神経を末端まで研ぎ澄まし、より速い動きでスマッシュとタンホイザーサーブを決める。

特製乾汁 #353〜

 YAKINIKU WORLD CUPの罰ゲームで供される、乾お手製の飲み物。

ドライブB #14〜

 リョーマが編み出した必殺ショットで、スライディングとジャンプの威力を応用した連続技。スライディングで飛んでくるボールの下に潜り込み、ジャンプの威力を活かして強烈なトップスピンをかけるため、ボールが急降下する。

三種の返し球(トリプルカウンター) #1〜

 不二が得意としている、天才ゆえに可能な返し技。つばめ返し・羆落とし・白鯨の3つであるが、それぞれの変化形である鳳凰返し・麒麟落とし・白龍の3つもある。

名古屋星徳中学校テニス部 #3〜

 宮里香奈子が顧問を務める、愛知県代表の全国大会出場校。部長は林真也、副部長は七原翔、会計は塩野谷直樹、通訳は峰崎純がそれぞれ務めており、総部員数40名。全国大会では準決勝で立海大学附属中に敗れた。世界中からテニス特待生を集め、捲土重来を図る古豪。

ナックルサーブ #13〜

 赤也が得意としている、相手を確実に潰すためのサーブ。トスを上げる際に強い回転をつけて不規則にバウンドさせるため、赤也以外にはボールの軌道は予測不可能。

何回も黒豹 #190〜

 ステファノプロス兄弟が得意とするギリシャ式処刑法DL]W(564)。詳細不明。

肉々苑 #353〜

 かつて全国大会決勝前に、大焼肉バトルを行った東京の焼肉屋。メルボルンにも支店が出ている模様。

Neutrino #205〜

 ミルキーが得意とする、Tachyonを上回る速度を持つビッグサーブ。命名はマック。

忍術テニス #262〜

 オジュワールが12年の修業で編み出した、相手を翻弄する数々の自称・忍法を駆使するテニス。驚異的なジャンプ力で飛び上がりリターンを決める「トンボ返しの術」、手品の如く出した網を自分側のネットにプラスする「網増々の術」、人心を巧みに操り相手のミスを誘う「五車の術」などがある。ちなみに五車とは、相手を褒め称えて煽て隙を作る「喜車」、相手を怒らせ冷静さを失わせて隙を作る「怒車」、己の哀れな姿や言動で同情を誘い隙を作る「哀車」、相手の興味を惹く品を与え買収して弱みを利用し隙を作る「楽車」、相手が触れられたくない事実や最悪の予測を伝え戦意を挫く「恐車」を指す。

NEO・ブラックジャックナイフ #228〜

 桃城が編み出した、ブラックジャックナイフの進化系。詳細は不明だが、強烈な回転が加わっている模様。

願いの皿割り #189〜

 ステファノプロス兄弟が得意とするギリシャ式処刑法CM]V(913)で、相手の膝蓋骨を正確に狙い打つショット。

海賊の角笛(バイキングホーン) #88〜

 甲斐が得意とする、腕を高速で回転させて放つ必殺ショット。極限まで打球を引き付け、相手の動きを見てから凄まじい速度で打ち返す。しかも打球には遠心力によって強烈なスピンがかかっているため、スネイクのような超角度ショットとなる。

Pirates of the American #94〜

 平等院が得意としている、バウンド後に球が分裂して六方へ飛び散るかに見えるショット。

Pirates of the world #123〜

 平等院が得意としている、打球が無数に分裂して多方向から標的へ集中するかに見えるショット。

能力共鳴(ハウリング) #164〜

 二人の人間が特定の時間を共有する事で、互いの能力が共鳴し新たな能力を開花させる事。しかし他者の能力や技を吸収し自分の物にすれば、意図的に一人で起こす事も不可能ではない。

破壊の魔神 #376〜

 デュークが長く封印していたという、恐らくは阿修羅の神道に似た状態。その威力は徳川の阿修羅を打ち砕くほど。

白鯨 #1〜

 三種の返し球の一つ。他の二つとは違い、逆風を利用して初めて可能な技。バックの超スライスでホップした打球が、ロブのように上昇した後そのまま真下へ落下する。その後、急激なバックスピンがかかっている事により、ボールは地面に触れた瞬間に自陣のコートまで戻ってくる。

白龍 #377〜

 白鯨をパワーアップさせた、新たな3種の返し球の一つ。相手コートの片隅に落ちた後、不二の方へ戻らずにそのまま横へ跳んでいく。

バジェーナ #225〜

 アマデウスが得意としている、闇の状態で放つトップスピンロブ。スペイン語で鯨を意味しており、急激に落ちるトップスピンの軌道が鯨の頭に似ているところから名付けられた。

波動球 #3〜

 石田銀が考案した、120%の力を込めるフラットショット。片腕で打つため手首や肘への負担が大きく、あまり長く打ち続けると腕が壊れる危険性を持っている。両腕で打てば負担が減って長時間の使用が可能になるが、その代わり威力はやや落ちる。よって両腕バージョンも含めて力の込め具合を佰八に分ける事で、全てを完全に使いこなしている。佰八式の威力については、「天地震撼し、この世は地獄とならん」とまで噂されるほど。また相手に打たれた場合にそれを無効化する術も存在するが、それが出来るのは考案者である銀のみ。

消失(バニッシュ) #56〜

 袴田が得意とする、打球を相手の視界から消し去るショット。驚異的な回転が掛かった状態で地面擦れ擦れを高速移動し、それによって巻き上がった土煙で相手の視界から消えるため、どこから飛び出してくるか予測するのは非常に難しい。

飯匙倩(ハブ) #3〜

 平古場が得意とする、バウンド後に有り得ないほど複雑な動きをするショット。複雑な回転がかけられたその動きは予測不可能であり、軌道を捉えるのは非常に困難である。

破滅への輪舞曲(ロンド) #11〜

 跡部が好んで使う、2段構えの連続スマッシュ。一打目を相手のグリップに当ててラケットを弾き、帰ってきた打球を二打目のスマッシュで確実に決める。

比嘉中学校テニス部 #1〜

 早乙女晴美が顧問を務める、沖縄県の全国大会初出場校。部長は木手永四郎、副部長は甲斐裕次郎、会計は知念寛がそれぞれ務めており、総部員数24名。全国大会では2戦目で青学に敗れた。レギュラー部員は全員沖縄武術の達人であり、それをテニスに取り入れる事で全く予測のつかない動きを可能とする。木手の引退後は、新垣が部長を引き継ぐことになる。

光風 #206〜

 風の攻撃技の一つ。相手から放たれた打球の軌道やスピードを瞬時に理解・判断し、その打球よりも速く反応して打ち返す神業。それにより周囲の動きはスローとなってやがて止まり、脳から筋肉への指令が伝わり打ち返した際に再び時間が動き始める。

羆落とし #377〜

 三種の返し球の一つ。体の遠心力を使ってパワーをコントロールし、スマッシュの力を吸収して無効化する。そして、前に出て来ている敵が対応できない真後ろにボールを落とす。その威力は絶大で、例えダンクスマッシュでも例外ではない。

ピッキー #〜

 木手が飼っているインコ。

ビッグ4 #173〜

 U−17W杯のランキングにおいて、永年トップ4に居座っているドイツ(現1位)・スイス(現2位)・フランス(現3位)・スペイン(現4位)の事。

百肉一首 #354〜

 YAKINIKU WORLD CUPの第4ラウンド。百人一首を模して肉料理の名が入った句が読み上げられ、それに相当する肉を早い者勝ちで取って食べる。同時に二人が肉を掴んだ場合はチャレンジを要求できるようだが、具体的に何をするのかは不明。

百錬自得の極み #10〜

 無我の境地を極めた者が開く事の出来る、3つの扉の一つ。無我の爆発的に溢れるパワーを利き腕のみに集中する事で、球種・軌道・回転・破壊力など全てを倍返しでき、更に副作用の疲労も最小限に抑える事が出来る。しかしその他の全てが疎かになってしまうという欠点もあるため、これを操るには手塚や南次郎のように手塚(親父)ゾーンの修得が必須となる。なおそのパワーを頭脳に持っていけば、才気煥発のような絶対予告すらも可能となる。

氷帝学園中等部テニス部 #1〜

 榊太郎が顧問を務める、名門として有名なテニス部。部長は跡部景吾、会計は滝萩之介、資料管理責任者は樺地崇弘がそれぞれ務めており、総部員数215名。全国大会では準々決勝で惜しくも青学に敗れた。総部員数200名以上という大所帯であるため、レギュラーの選考は校内ランキング戦による徹底した実力主義である。正レギュラーになれるのは僅か8名であり、その他は準レギュラー及び一般部員として区別されている。その格差は非常に明確にされており、様々な設備が揃った豪華な部室を使えるのは正レギュラーのみ。尤もそういった優位性故か、正レギュラーであり続けるのも並大抵の事ではない。例え練習試合でも負ける事は許されず、負ければ即入れ換えという厳格非情なルールが存在する。また次期部長として内定した者は、恒例行事として百人組み手に挑戦する事になっており、これを凌ぎ切って初めて正式に認められる。跡部の引退後は、日吉が部長を引き継ぎ、鳳が新たに増えた副部長職を担う事になる。。

日吉王国 #次期部長番外編〜

 日吉が新しく編み出した、彼なりの跡部王国。だが完成したとはとても言えず、相手の服が透けるだけで骨格や関節の動きは欠片も見えない。

閃きテニス #194〜

 種ケ島が得意としている、型にはまらない発想力で相手の予測を狂わせるプレイスタイル。

ファラリスの雄牛 #90〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ七で、相手の太腿を狙い打つサーブ。その強い衝撃で焼けるように患部が熱く腫れ、痛みで発せられる声は雄牛の唸り声を想起させる。元ネタは同名の処刑装置。

ブーメランスネイク #1〜

 海堂が得意とする、スネイクの進化系。ポールの横を通って相手コートに打ち込む、いわゆるポール回し。

風林火陰山雷 #3〜

 真田が得意とする、敢えて相手の最も得意な戦い方で叩き潰す究極奥義。ボールが見えないほどの超スピードプレイ「疾きこと『風』の如く」、如何なる技巧も受け流し無効化する「徐かなること『林』の如く」、怒涛の攻撃で相手を捻じ伏せる「侵掠すること『火』の如く」、一縷の隙も無くし相手に行動パターンを読ませない「知り難きこと『陰』のごとく」、如何なる攻撃も跳ね返す鉄壁の防御「動かざること『山』の如く」、光速で動き落雷のように直角に曲がる打球を放つ「動くこと雷霆の如し」の6種類がある。元々は武田信玄が軍旗に用いた孫子の句(軍争篇の一節)であり、そこから引用したものと思われる。パワーと技術が揃って初めて可能となる攻守に優れた奥義で、特に「山」と「雷」には相手の心理を読みコート上の全てを攻撃の起点にできる利点がある。ただし「雷」だけは脚にかかる負担が尋常なものではなく、あまり酷使しすぎると脚が使い物にならなくなる危険性を秘めている。なお風林火山の4つについては、U−17において嵐森炎峰に進化させた模様。

不会無 #333〜

 種ヶ島が2年間の極秘特訓で修得した、自らの存在を無にする技。己の存在感を極限まで消すことで、透明人間になったかのごとく他者の視覚から消え失せる。

不動峰中学校男子硬式テニス部 #1〜

 橘桔平が部長と顧問を兼任するテニス部。副部長は神尾アキラ、グラウンド係は伊武深司、フィジカルトレーナーは石田鉄がそれぞれ務めており、総部員数7名。全国大会では準々決勝で四天宝寺中に敗れた。

ブラックジャックナイフ #4〜

 鬼が得意としている、ジャックナイフの進化系。並のジャックナイフを遙かに上回る威力で、一撃で桃城の両手首を痺れさせるほどのパワーとキレを誇る。

ブラックホール #121〜

 球を打つ前にスイングし空間を削り取る事で、いかなる打球をも一瞬停止させる技。強靭な肉体としなやかな筋肉を兼ね備えていれば習得は可能だが、確実に選手生命を縮めるほどに相当な負担を強いられるため、使用に体が耐えられるのは保って30分ほど。

フラワー #32〜

 松平親彦が得意とする、顔面に向かって高速で跳ね上がるバックハンドサーブ。

ブランシュネージュ #231〜

 プランスが騎乗している白馬。

百腕巨人(ヘカトンケイル)の門番 #372〜

 不二が対白石戦で編み出した、第5の返し球(フィフスカウンター)。ガットの上を滑らせてボールに強制的に超回転を与え、更に一瞬で手首を返しラケットの裏面も使って2乗の超回転を与える。これによって返された打球は、相手がいくら打ち返してもその凄まじい回転によって失速し、超回転を打ち消さない限り決してネットを越えられない。

ペナル茶 #137〜

 乾特製野菜汁のパワーアップ版で、赤い色をした健康飲料。スポーツ後の体力回復、美容や便秘解消にも効果がある(?)。味覚よりも直接的・本能的に恐怖を与える、視覚の衝撃をコンセプトに開発された、らしい。材料(1人分)は、トマト1/2個、赤ピーマン1/2個、ニンジン1/2本、リンゴ1/2個、バナナ1/2本、タバスコ大さじ1杯、にんにく1/2個、七味唐辛子一つまみ、きなこ大さじ二杯、水50cc。まず赤ピーマンの種を取っておき、バナナの皮を剥く。ニンジンとリンゴは皮付きのまま、全ての材料をぶつ切りにする。それら全てをミキサーに入れ、「弱」で60〜120秒ミキシングさせて完成。

光る打球(ホープ) #253〜

 平等院の光る打球を参考にリョーマが編み出した、光るオーラのようなものを纏わせた剛球を打つショット。スーパースイートスポットを見極めない限り、発動は不可能。平等院のものと違い、威力が外に広がらずボールに全ての力が凝縮された形になっている。

ぽかぽか横丁 #93〜

 森脇会が運営している児童福祉施設。鬼が懇意にしている場所で、園長以下子供たち全員が彼を慕っている。

星花火 #377〜

 不二が編み出した、対コードボール用の第6の返し球(シックスカウンター)。コードボールを上空へ強烈に打ち上げて視界から消すと同時に、その上空に吹く風で球に不規則な回転を加えるのである。すると、高速落下した球は凄まじい高さまでバウンドし、しかもランダムな方向へ飛んでいってしまうため、打ち返す事は不可能。

牧ノ藤学院附属中学校 #5〜

 池内隼人が顧問を務める、兵庫県代表の全国大会常連校。部長は門脇悟、副部長は花畑海人、会計は近藤ミノル、主務は大熊剛がそれぞれ務めており、総部員数37名。全国大会では初戦で不動峰に敗れた。総合力に長けた関西の雄であり、高校の方も同様の強豪だと思われる。

マグナムサーブ #2〜

 松平が得意とする攻撃用のサーブ。確かな速度と威力を持ち、まともに当たれば負傷も有り得るため、数多くの選手を病院送りにしたという。

マジックボレー #15〜

 生来の手首の柔らかさを活かした、芥川の得意技。相手の打球の威力を完全に吸収し、予測不可能な地点へボールを落とす。

マッハ #71〜

 越知が得意とする、長身とジャンプ力を最大限に活かした超速フラットサーブ。プロをも凌ぐ速度に加え成功率100%と言われており、常人では返すどころか反応すら不可能。しかし慣れてさえしまえば、直線軌道ブロックリターンで返球は可能である(コースを読む嗅覚とテイクバック無しで振り抜ける強靭な力が不可欠だが)。

具現化(マテリアリサール) #391〜

 ロミオが得意とする、相手が深層心理で畏怖の念を抱く人物を幻視させる精神攻撃。あくまでも幻に過ぎないので、実際に試合するのはロミオ自身だが、相手は畏怖する人物と対峙しているという錯覚に陥る。故に平時と比べて萎縮してしまう事は避けられず、元となった人物が使えない技を使われれば大きく動揺する事になる。

未生無 #330〜

 空中で一瞬打球を停止させ、相手の打ち返そうとするタイミングを狂わせるショット。

未知の苦一人旅 #137〜

 高校日本代表海外合宿中のナンパ合戦で行われた、謎の罰ゲーム。

三津谷サイダー #13〜

 三津谷特製のスペシャルドリンク。詳細は不明。

蜃気楼の鏡(ミラージュ・ミラー) #297〜

 幸村が無意識の内に完成させていた、左右の腕どちらでも寸分違わぬショットを打てる技術。よって左右ランダムでラケットを持ち変える事により、威力は変わらずともボールの回転方向は逆になるので、それを予測する事が必要な技の全てを封じることができる。筋肉や身体のバランスが偏らないよう、入院中のリハビリを両手で同じように続けてきた成果と言える。

ムーンボレー #57〜

 大石が得意としている、中ロブ気味のトップスピンボレー。相手の死角を狙い、針の穴を通すコントロールで相手の背後にボールを落とす。名前の由来は、ボールが三日月のような弧を描いて跳ぶ事から。

無我の境地 #2〜

 己の限界を超えた者のみが辿り着ける、一種のトランス状態。発動時は体からオーラのようなエネルギーが迸る。頭で考えて動くのではなく、身体が実際に体験した記憶なども含めて無意識に反応しランダムに繰り出す。つまり、一度でも見た事のある技ならいくらでも使う事ができ、それによってプレイスタイルも不規則に変化する。ようは己の奥底に潜む能力を、最大限に瞬発的に引き出すのである。慣れれば自らの意志で発動する事も可能だが、身体にかかる負担が凄まじいため長時間の使用は不可能である。ただし、これを完全に極めて3つの扉(「百錬自得の極み」「才気煥発の極み」「天衣無縫の極み」)のどれかを開けた場合は、その限りではない。

向日電器 #Jitaku5〜

 岳人の実家が営んでいる電器店。

メテオドライブ #295〜

 仁王が得意とする、不二の星花火を参考にしたと思われる返し球。見えなくなるほど上空に高く打ち上げ、回転と落下速度を利用して凄まじい勢いで相手コートに落とす。かつて乾が見た悪夢の中で仁王が使っていた技であり、それが現実化した形になる。

森脇会 #93〜

 ぽかぽか横丁を運営している社会福祉法人。

焼肉地獄 #354〜

 遠野が得意とする処刑法其ノ二十九。わんこ焼肉の給仕を指しているものと思われる。

YAKINIKU WORLD CUP #353〜

 肉々苑メルボルン店の提供で開催された、U−17代表8ヶ国(ドイツ、日本、スイス、フランス、アメリカ、ギリシャ、オーストラリア、アラメノマ、日本)の選手が繰り広げる大食い対決。第1ラウンドはテトリス焼肉、第2ラウンドはわんこ焼肉、第3ラウンドはジンギスカン対決、第4ラウンドは百肉一首、第5ラウンドは十字焼肉、第6ラウンドはシャトーブリアン対決、最終ラウンドは落とし焼肉。各ラウンド毎に1位は10P、2位は7P、3位は5P、4位は3P、5位は1Pがそれぞれ入る。なお6位以下のチームには、特製乾汁を一人が飲み干さなくてはならない罰ゲームが課せられる。

山吹中学校テニス部 #1〜

 伴爺が顧問を務める、ダブルスの強さで有名なテニス部。部長は南健太郎、副部長は東方雅美、会計は錦織翼、マネージャーは北野聡介がそれぞれ務めており、総部員数17名。全国大会では2戦目で名古屋星徳中に敗れた。

ら〜めん桑原 #Jitaku12〜

 ジャッカルの父親が営む中華料理屋。一度はブラジル料理店で働き始めたが、日本に来た時に食べたラーメンが忘れられず、転職したらしい。

立海大学附属中学校男子テニス部 #1〜

 全国大会の常連で、「王者」の名を欲しいままにする超強豪テニス部。部長は幸村精市、副部長は真田弦一郎、会計は柳蓮二がそれぞれ務めており、総部員数52名。全国大会では決勝で惜しくも青学に敗れ、準優勝となった。幸村たちの引退後は、玉川が部長を、赤也が副部長をそれぞれ引き継ぐことになる。ちなみに顧問は確かに存在するものの、誰も姿を見た事が無い。スパイ大作戦に憧れがあるらしく、メッセージを残したり電話で話す事はある。全国顧問オブザイヤーを受賞するほどの有能な人物で、レギュラーの選出・練習メニューの作成等に手腕を発揮している。

龍砲 #365〜

 千石が得意としているスマッシュ。詳細不明。

レーザービーム #6〜

 柳生が得意としている、一撃必殺の超高速パッシングショット。相手の脇を一瞬ですり抜ける片手のバックハンドは、肉眼で視認する事すら困難な速さを誇る。なお、スネイクのような超角度の変化を付けることも可能。

Roar of the AFRICAN simba #340〜

 アフリカのライオンの咆哮という名を関するショットのようだが、詳細不明。

六角中学校テニス部 #119〜

 オジイが顧問を務めている、関東・全国大会常連の古豪。部長は葵剣太郎、副部長は佐伯虎次郎、分析担当は木更津亮、毒味担当は首藤聡、チームカウンセラーは天根ヒカルがそれぞれ務めており、総部員数66名。全国大会では初戦で比嘉中に敗れた。部員たちは小さい頃からテニスに慣れ親しんでおり、彼らのラケットは全てオジイ手製のウッドラケットである。それらは個々の身体能力やプレイスタイルに合わせて作られているため、自らの長所をフルに発揮する事が出来る。彼らの強さの根幹にはテニスを遊びとして楽しむ精神があり、好きだからこそ上手くなりたいという純粋さが力の元になっている。

ワープ #379〜

 越知が新たに修得した、マッハをも超える超速フラットサーブ。

和気あいあい派閥 #次期部長番外編〜

 青学テニス部で桃城が立ち上げた、部活は楽しくなくてはならないとする派閥。海堂曰く、桃城のやり方では全国No.1の座を守り通せないという。

わんこ焼肉 #354〜

 YAKINIKU WORLD CUPの第2ラウンドで、得られた椀の数を競う勝負。次々と椀に入れられ続ける肉を食べ続け、より沢山の肉を食べた者が勝利者となる。

城壁(ワンダーキャッスル) #88〜

 丸井が合宿中にずっと取り組んで編み出した、攻撃ではなくボレーで鉄壁の守備を行うスタイル。全ての打球をネット際で返し、ボールを後ろへ行かせず相手の得点を許さない。

ワンマンハッスル #360〜

 丸井が合宿中にずっと取り組んで編み出したと思われるスタイル。詳細は不明。